この記事の内容
北海道最大の都市といえば「札幌」人口第二位の旭川の約6倍の人口規模を誇るので異論を唱える人は少ないと思われます。札幌に次ぐ第2の都市はどこなのか比較していきたいと思います。
道内人口第2位の旭川、道内人口3位の函館ですが、必ずしも人口が多いからと言って第二の都市になるわけではないのです。例えば横浜市は人口では大阪市より多いですが、横浜が日本第二の都市という人は少ないと思います。
北海道人口ランキング(2025年時点)
- 1位 札幌市 約196万人
- 2位 旭川市 約32万人
- 3位 函館市 約24万人
- 4位 苫小牧市 約16.6万人
- 5位 帯広市 約16.1万人
北海道第二の都市の候補は
- 北海道旭川市
- 北海道函館市
結論から言うと、人口規模と駅前の発展度合いでは旭川、観光地としての魅力では函館が上回り、第二都市にふさわしいのは旭川だと思いました。
旭川と函館を比較して、なぜ旭川のほうが第二都市にふさわしいのか解説してきます。
北海道第二の都市論争が起きる理由
北海道では札幌が圧倒的1位である一方で、現在の都市規模的にには第二の都市は旭川ですが、江戸時代から歴史や観光拠点などのブランドでは函館が勝っていて函館を第二の都市と主張する声もあります。
世論の意見と反論
旭川派
- 北海道第2位の人口(高度経済成長期から第2位を維持、今後も維持する見込み)
- 道北・道東の拠点都市(鉄道やバスでのアクセスが良い)
旭川派の反論
- 歴史や観光ブランドに劣る(旭山動物園以外に目立った観光地が少ない)
- 全国的な知名度が低い(歴史や観光資源の少なさが要因)
函館派
- 北海道で最も歴史ある都市(江戸時代からの歴史がある)
- 全国的な観光都市(観光客が多く全国的な知名度も高い)
函館派の反論
- 人口が少なく、衰退気味(旭川より人口減少が深刻)
- 拠点性に劣る(北海道南端に位置していて道南の中心都市という印象が強い)
- 現在の都市規模 旭川
- 歴史・ブランド 函館
近年では都市規模的に旭川の方が大きいので第二の都市といえば旭川という意見が多いですが、歴史・観光・知名度重視の人からは函館派の人も一定数います。
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北海道旭川市
北海道の真ん中に位置する街で、人口は札幌に次いで第2位です。北海道の真ん中に位置してるので道内各地に行きやすく、旭山動物園や旭川ラーメンなど観光地やグルメが1有名で全国的に知名度が高い街です。

北海道函館市
北海道の南側に位置する街で、北海道で一番歴史がある街の一つです。五稜郭や函館山ロープウェイなど北海道の中でも観光地やグルメが有名で全国的に知名度が高い街です。
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※人口は2024年8月時点
昼夜間人口とは、夜間人口100人当たりの昼間人口のことです100を超えてる場合は通勤通学で市内に流入する人口が多く、100を下回ってる場合は市外に通勤通学で流出する人が多いという意味です。
北海道・十勝 花畑牧場オンラインショップ都市圏人口と面積

旭川都市圏
- 人口 37万2111人
- 面積 1310.27平方キロメートル
- 人口密度 383人/平方キロメートル


函館都市圏
- 人口 30万7822人
- 面積 1291.8平方キロメートル
- 人口密度 238人/平方キロメートル


都市圏人口も旭川のほうが多いという結果になりました。函館都市圏は2市1町と市町村が少ないものの人口では旭川以外の旭川都市圏の町より多く、人口が函館周辺にも分散していることがわかります。
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男女別人口密度
- 旭川市(2024年7月1日時点)
- 男性 14万7181人(46.31%)
- 女性 17万576人(53.68%)
- 函館市(2024年8月31日時点)
- 男性 10万8157人(45.5%)
- 女性 12万9352人(54.5%)
外国人人口と比率
- 旭川市(2024年7月1日時点)
- 1723人(0.54%)
- 函館市(2024年8月31日時点)
- 1843人(0.77%)
年齢構成
- 旭川市 2024年7月1日時点
- 函館市 2024年8月31日時点
0歳~14歳の人口(年少人口)
- 旭川市 3万1630人 10.0%
- 函館市 2万539人 8.6%
15歳~64歳の人口(生産年齢人口)
- 旭川市 17万3782人 54.7%
- 函館市 12万8631人 54.2%
65歳以上の人口(老年人口)
- 旭川市 11万2345人 35.4%
- 函館市 8万8339人 37.2%
交通網
中心駅
- 旭川市 旭川駅
- 函館市 函館駅
中心駅の1日当たりの乗降者数
- 旭川駅 6890人/日(2024年時点)
- 函館駅 3676人/日(2022年時点)
中心駅の乗り入れ路線
- 旭川駅 4路線
- JR北海道 函館本線
- JR北海道 宗谷本線
- JR北海道 富良野本線
- JR北海道 石北本線
石北本線は新旭川駅からの乗り入れですが、電車自体は旭川駅まで来るので乗り入れ路線としました。
旭川駅は札幌行の特急が30分に一度出ていますのでアクセスが良いです。また、道東、道北方面から電車が来るので北海道北部や東部の交通の要衝となっています。

- 函館駅 3路線
- JR北海道 函館本線
- 道南いさりび鉄道
- 函館市電
函館は北海道では珍しく路面電車が走っていて、函館駅からは離れていますが、新幹線やフェリーで本州へのアクセスが良いです。
札幌と東京までの距離と最短の所要時間
旭川市
- 札幌 148㎞ 電車で1時間25分
- 東京 1294㎞ 主に飛行機で3時間40分
函館市
- 札幌 316㎞ 主に飛行機で2時間
- 東京 867㎞ 主に飛行機で2時間26分
高速道路のIC数
- 旭川市 2個
- 函館市 4個
旭川は札幌方面や北海道北部、東部方面へ高速道路が伸びていて高速道路網が発達しています。
函館は最近函館空港まで高速道路が伸びで高速道路網が充実しています。
空港までの距離と所要時間
- 旭川 旭川空港 17㎞ バスで41分
- 函館 函館空港 8.9㎞ バスで20分
旭川空港は旭川近郊にあるのに対して、函館空港は函館市内にあるので空港へのアクセスはいいです。

交通網では函館のほうが優勢だと思いました。中心駅の乗降客数と乗り入れ路線では旭川に軍配が上がるが、函館にはフェリーや空港、函館近郊には新幹線が通ってるので特に本州方面のアクセスはいいです。
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年間商品販売額
- 旭川市 1兆1541億6100億円(2020年時点)
- 函館市 6334億500万円 (2020年時点)
財政力指数
- 旭川市 0.53
- 函館市 0.47
市内総生産/一人当たり(GDP)
- 旭川市 1兆1383億円/約358万円(2018年時点)
- 函館市 9440億円/約364万円 (2018年時点)
製造品出荷額
- 旭川市 2297億円(2021年時点)
- 函館市 1877億円(2021年時点)
農業生産額
- 旭川市 127億3000万円
- 函館市 194億円
経済力と工業は旭川、一人当たりの市内総生産と農業では函館で産業全体では旭川のほうが優勢という結果になりました。
国内・海外ホテル格安予約のアゴダ店舗数

店舗数では旭川のほうが優勢という結果になりました。スーパー、コンビニ、飲食店の数では互角です。
学校数

学校数では旭川のほうが多いという結果になりました。人口と面積を考えると妥当な結果だと思います。
市内で一番偏差値が高い学校
- 旭川市 旭川東高校 偏差値66
- 函館市 函館ラサール高校 偏差値68
市内の高校では函館のほうが偏差値高い高校が多いと思いました。公立の函館中部高校は偏差値66あり、私立、公立ともに函館のほうが上回る結果となりました。
市内の大学の学力
- 旭川市 3校
- 私立 旭川医科大学
- 公立 旭川市立大学
- 国立 北海道教育大学旭川校
- 函館市 4校
- 私立 函館大学
- 公立 公立はこだて未来大学
- 国立 北海道教育大学函館校
- 国立 北海道大学水産学部
旭川市内には医学部がある医科大学があり、函館市内には国立大学が2校あり、北海道大学もあります。医学部がある旭川と北大のある函館で迷いましたが市内の大学の学力は「函館>旭川」だと思いました。
学校の比較では学校数では旭川、市内の高校と大学の学力では函館という結果になりました。
病院数

※2024年時点のデータ
旭川のほうが医療が充実しているという結果になりました。旭川には医科大学もあるのが関係してるかもしれません。
企業

高さ最大の建物
- 旭川市 プレミスト旭川・ザ・タワー 90m
- 函館市 五稜郭タワー 107m
旭川は高層マンション、函館は観光地の五稜郭タワーが高い建物になってます。

歴史

人口のピーク
- 旭川市 36万5311人 (1986年)
- 函館市 32万2530人 (1984年)
市制施行日
- 旭川市 1922年8月11日
- 函館市 1922年8月11日
中核市指定日
- 旭川市 2000年4月1日
- 函館市 2005年10月1日
江戸時代の藩/石高/藩庁
- 旭川市 無し/0石
- 函館市 松前藩/3万石/福山(現在の松前町)
函館は松前藩の領地で松前藩はアイヌとの交易で栄えてサケや昆布を特産品としていました。
北海道は江戸時代まではアイヌ民族独自の文化であったため、北海道南部以外は藩や石高が存在しないのです。
将来性

65歳以上の人口と割合
- 旭川市 11万2345人(35.4%)
- 函館市 8万8339人(37.2%)
2020年→2050年の人口減少率
- 旭川市 -9万5836人 28.8%
- 函館市 -9万9517人 39.6%
2100年の人口
- 旭川市 17万475人
- 函館市 9万1546人
- ※2020年→2050年の人口減少率のまま2100年まで人口減少が続いた場合の予想人口
過去〜現在〜未来までの人口推移

函館はかつて北海道最大の都市だった
1914年に10万人を超え、1933年には25万人を超え当時は全国9位の人口でした。しかし1940年に札幌、1965年に旭川に人口を抜かされて1984年の32万2530人をピークに人口減少に入り、今後も北海道3位の人口を維持し続ける見込みです。函館は北海道で一番歴史がある街で、江戸時代に松前藩の領地で江戸時代から発展していたのがかつて人口が多かった理由の一つです。
旭川より函館のほうが人口減少率が高い理由
昭和時代から人口が減少してるのは北洋漁業の衰退や青函連絡船の廃止が原因で、平成以降の人口減少は函館のほうが少子高齢化が深刻なのが原因です。2020年→2050年の人口減少率のまま行けば2100年ころには10万人を下回る可能性もあります。
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観光客数
- 旭川市 473万5000人(2023年)
- 函館市 528万6000人(2023年)

観光資源

旭川は動物園とラーメン、函館は夜景、歴史、温泉にグルメと観光地は函館のほうが充実してると思いました。
函館のほうが歴史がありその分観光地が多いです。


知名度
知名度はデータがなく主観になってしまいますが、函館のほうが観光地が多いので知名度が高いと思いました。どちらも街も全国的に知名度があります。
旭川市
旭山動物園や旭川ラーメンなど観光地やグルメが有名で道内のみならず全国的に知名度があります。
函館市
函館山の夜景は日本三大夜景と呼ばれるほど有名で、他にも函館朝市や五稜郭など観光地が多いです。 飛行機だけでなく新幹線やフェリーでも本州とアクセスできるので旭川よりは本州方面から行きやすいです。
駅前の都会度
中心の駅前を見てぱっと見でどちらが都会に見えるか
駅舎と駅前を見た印象は旭川のほうが栄えてると思いました。函館駅は周辺にホテルがあるのに対して旭川駅はイオンが直結していて駅前の利便性が高いのが都会的だと感じた理由です。

駅前の街並みを見た印象
旭川は市街地が旭川駅周辺に一極集中しているのに対して、函館は市街地が函館駅と五稜郭周辺に分散しているのが特徴的です。旭川のほうが中心市街地が旭川駅に集まってる分、駅前が栄えてるように見えます。

よく比較される都市
北海道内の都市だと観光地の比較で札幌、旭川、函館、小樽、帯広、稚内など人口規模関係なく比べられることが多いです。
旭川と人口が近い都市と人口
- 北海道旭川市 31万7757人
- 福島県郡山市 32万1674人
- 福島県いわき市 32万1486人
- 沖縄県那覇市 31万2433人
函館と人口が近い都市と人口
- 北海道函館市 23万7509人
- 青森県青森市 26万4428人
- 静岡県富士市 24万1103人
- 長野県松本市 23万8559人
まとめ

様々な項目で比べた結果は旭川が39項目、函館が24項目で旭川が勝ってる項目が多いことがわかりました。
人口の多さ、駅の利用者数では旭川が歴史や観光地は函館が上回る結果となりました。
旭川が勝ってる項目が多いので「北海道第二の都市は旭川」だということがわかりました。
北海道第二の都市に相応しいのは旭川か函館かについて解説していきました。最後までお読みいただきありがとうございます。
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