この記事の内容
韓国から中国へ、または中国から韓国へ行くとき、多くの人は飛行機を思い浮かべるかもしれません。
ですが実は、フェリーで海を越えて移動する方法 もあるんです。
韓国⇔中国フェリーは、所要時間は長めですが、荷物制限がゆるいのも魅力。海の上でゆったりとした時間を楽しみながら国境を越えられる、ちょっと特別な旅になります。
この記事では、ソウルや仁川空港からアクセス抜群の韓国の仁川港から中国へのフェリーの行き方・航路・所要時間・料金 を分かりやすく解説。
「飛行機以外で韓国と中国を行き来したい」「ゆっくり旅を楽しみたい」という方に役立つ完全ガイドです。
韓国の仁川港から中国へ行くフェリー一覧
- 仁川⇔大連
- 仁川⇔営口
- 仁川⇔丹東
- 仁川⇔秦皇島
- 仁川⇔天津(運休中)
- 仁川⇔青島
- 仁川⇔煙台
- 仁川⇔威海
- 仁川⇔石島
- 仁川⇔連雲港
仁川から中国大陸の10か所へ行くフェリーがあります。

韓国⇔中国 フェリー 一覧
仁川からはフェリーで中国の沿岸部の9か所に向かうことができます。北朝鮮が見える丹東、北京が近い天津、ビールで有名な青島などがあります。中国と韓国には1時間の時差があり、中国のほうが1時間遅い時間です。
料金の日本円は2025年8月時点のレートで料金は最安値です。

遼寧省
- 大連
- 料金 Economy 15万ウォン(1万5924円)
- 時間 16時間
- 火 仁川 16:30 → 翌7:30 大連
- 木・土 仁川 17:30 → 翌8:30 大連
- 営口
- 料金 一般 11万5000ウォン(1万2208円)
- 時間 26時間
- 水 仁川 20:00 → 翌21:00 営口
- 仁川 17:00 → 翌18:00 営口
- 丹東
- 料金 Economy 15万ウォン(1万5924円)
- 時間 16時間
- 月・水・金 仁川 17:30 → 翌8:30 丹東
河北省・天津市
- 秦皇島
- 料金 ファースト 11万5000ウォン(1万2208円)
- 時間 23時間
- 火 仁川 1:00 → 翌23:00 秦皇島
- 土 仁川 15:00 → 翌13:00 秦皇島
- 天津
- 運休中
山東省
- 青島
- 料金 Economy 14万ウォン(1万4862円)
- 時間 16時間
- 火 仁川 18:30 → 翌9:30 青島
- 木 仁川 3:30 → 18:30 青島
- 土 仁川 18:40 → 翌9:40 青島
- 煙台
- 料金 4人部屋FST 13万ウォン(1万3801円)
- 時間 14時間
- 火 仁川 21:30 → 翌11:30 煙台
- 木 仁川 22:20 → 翌12:30 煙台
- 土 仁川 18:30 → 翌8:30 煙台
- 威海
- 料金 Economy 14万ウォン(1万4862円)
- 時間 14時間
- 月・水・土 18:30 → 翌7:30 威海
- 石島
- 料金 ビジネス 17万ウォン(1万8047円)
- 時間 14時間
- 月 仁川 18:40 → 翌7:40 石島
- 水・金 仁川 18:20 → 翌7:20 石島
江蘇省
- 連雲港
- 料金 ビジネス 16万9000ウォン(1万7941円)
- 時間 25時間
- 水 仁川 4:00 → 翌4:00 連雲港
- 土 仁川 16:00 → 翌16:00 連雲港

おすすめ航路
北朝鮮が見える丹東
丹東は北朝鮮との国境の街なので航路も北朝鮮に近い場所を通ります。北朝鮮の陸地や北朝鮮漁船が見える可能性が高く、今は行くことができない北朝鮮を味わうことができます。
ビールで有名な青島
青島ビールでお馴染みの青島行のフェリーもあります。時間も16時間と中韓フェリーの中では比較的短く、週3便と本数が多いのでお勧めです。中国⇔韓国フェリーに乗った人のブログやyoutubeでは青島行に乗る人が多いのでメジャーなルートです。
北京や天津に近い秦皇島
天津行のフェリーが運休中の今北京や天津に一番近いのが秦皇島行のフェリーです。首都北京には天安門や万里の長城など中国らしい観光地が多いので初めて中国に行く人にお勧めです。
個人的に乗ってみたいのが丹東行き、ソウル近郊の北朝鮮国境と丹東で中国と韓国の両方から北朝鮮を眺められるので北朝鮮が見たい人にはおススメ!
北朝鮮が見えるスポットはこちら!

日本から大陸まで飛行機使わず行く手段
韓国⇔中国へのフェリーは日本から飛行機を使わずに大陸に行く手段でもあります。中国やロシアに行ければ南に行けばインドネシア、西に行けば西欧まで陸路で行くことができます。
日本から韓国へは釜山港に行くフェリーが最も多く大阪や福岡など西日本各地からフェリーがあります。
東京からサンライズ出雲で境港へ行き、フェリーでウラジオストク、そこからシベリア鉄道でモスクワまで行くロマンある旅もできます!


この記事で紹介したルート以外にも大阪⇔上海のフェリーや鳥取県・境港⇔韓国・トンへ⇔ウラジオストクに行くフェリーもあります。

東京からインドネシアまで飛行機を使わずに行く方法はこちら!


まとめ
韓国・仁川港から中国には9か所フェリーで行くことができます。

韓国・中国フェリーの魅力
- 飛行機を使わずに日本からユーラシア大陸まで行くことができる。
- 自転車やバイクなど大きな荷物も運べる
- 海で国境を超える感覚が冒険気分
- 朝焼けや夕焼けや遠くの漁船や陸地など船ならではの景色が楽しめる
船を使った旅はゆっくり時間かけて景色を楽しみたい人や冒険感あふれる旅がしたい人にお勧めです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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