この記事について
この記事では、学生がマイルをためるときに迷う、「JCBカードnavi」と「ANA学生カードJCB」の2つを比較してどちらがおすすめなのか検証します-
結論は「JALカードnavi」のほうがおすすめです。なぜJALのほうがおすすめなのかを解説していきます。
僕がマイルが欲しいと思った理由は3つあります。
- 帰省するときに飛行機を使う
- 海外旅行をして見たいと思ったから
- 他のブログやSNSをみてマイルでほぼ無料で飛行機に乗れることに魅力を感じた。
カードの概要
JALカードnaviとは?
JALカードnaviは18歳以上の学生が在学期間中に年会費無料で持てるクレジットカードです。このカードでマイルを貯めて特典航空券に交換するには通常の50%減額されるので貯めたマイルを特典航空券に交換しやすいクレジットカードといえます。
国際ブランドはJCB、VISA,mastercardの3種類あり、JCBは海外で使える店が少ない代わりに海外事務手数料が1.6%とVISA、mastercardより安いです。VISA,mastercardは海外事務手数料が2%かかる代わりに世界中で使える店が多いです。またApplePayやGooglePayに対応してるのでスマホだけで支払いができます。
ANAカード(JCB)とは?
ANAカード学生用(JCB)とは18歳以上の学生が在学期間中に年会費無料で持てるクレジットカードです。入会マイル、継続マイルなどカードを持ってるだけでマイルが手に入るのでマイルが貯めやすい特徴があります。
国際ブランドはJCBの他にもVISAとmastercardがありますが基本還元率が無料で1%にできるのはJCBだけなのでこの記事ではJCBのANA学生カードを紹介しています。またApplePayやGooglePayに対応してるのでスマホだけで支払いができます。
どちらのカードも学生用ではない一般カードとは違い年会費が無料なのに一般カード以上にお得なクレジットカードです。
特典
学生カードならではの特典
JAL
- 入会マイル 2000マイル
- 継続マイル 無し
- 卒業マイル 2000マイル
- 入会後の初搭乗 1000マイル
- 入会付きの2か月後の月末までに5万円以上の利用で500マイル
- 語学の資格で500マイル(TOEIC600点以上で500マイル)
- 毎年初回搭乗ボーナス 1000マイル
- 割引運賃でも区間マイルが100%貯まる
- 特典航空券を基本マイルの50%でもらえる
- 4月~翌年3月までに20万円以上使うと500マイル
- 4月~翌年3月までに60万円以上つかうと2000マイル
- 飛行機のフライトマイルが+10%もらえる
ANA
- 入会マイル 1000マイル
- 継続マイル 1000マイル
- 卒業マイル 2000マイル
- プレミアムポイント5000p達成で1000マイル
- プレミアムポイント1万p達成で2000マイル貰える
- スマートU25はマイルが2倍
- 飛行機のフライトマイルが+10%もらえる
ANAのプレミアムポイントは羽田~那覇の往復で3000ポイントもらえるので2往復で1000マイル貰えます。
特典はJALのほうが充実してると思いました。ANAは持ってるだけでもらえるマイルが多いのに対して、JALは搭乗アウルとマイルがもらえて、マイルを特典航空券に交換する際に必要なマイルの50%でいいのでお得です。
旅行保険
ANA
- 海外旅行 1000万円自動付帯
- 国内旅行 1000万円自動付帯
JAL
- 海外旅行 1000万円自動付帯
- 国内旅行 1000万円自動付帯
マイルの使いやすさ
基本還元率
- JALnavi 2%
- ANA学生用(JCB) 1%
特定の店での還元率
- JALnavi 2%
- ANA 2%
JALはイオンなどよく使う店が2%還元で使いやすく、コンビニはどちらも還元率が良いですがコンビによりスーパーのほうが安く商品を変えるのでスーパーでの還元率を還元率をかんげるとイオンで還元されるJALのほうが使い勝手がいいと思いました。またJALマイレージモール経由でAmazonやユニクロで買い物すると「マイレージ加盟店ポイントが200円で1マイル」「ショッピングマイルプレミアムのポイントが100円で1マイル」なので200円で3マイル貯まります。
ANAはJCBのokidokiランドを経由することで楽天市場とヤフーショッピングなどで2%還元になります。
有効期限
- JALnavi 在学中は無期限
- ANA学生用 3年
特典航空券の取りやすさ
僕は特典航空券で飛行機に乗ったことがないので、他のブログなどで調べたところ、国内線では取りやすさに差はないですが、国際線はJALのほうが特典航空券が取りやすいみたいです。ANAはキャンペーンでマイルを貯めやすいのが影響しいます。JALはANAと比べて必要なマイル数が多くなる傾向にあります。学生用カードの場合はJALは必要マイル数の50%で飛行機に乗れるため必要マイル数が少なくなってます。
必要マイル数(東京→札幌の片道の場合)
- JALnavi 4000マイル
- ANA学生用 6000マイル
ポイントサイトでの溜まりやすさ
同じくらい、ポイントサイトのポイントを直接マイルにする場合どちらも0.5%還元(ポイントサイトのポイントの半分がマイルになる)
いろんなポイントやカードを経由すると0.8%還元など高還元になるが、手間がかかるのと、改悪されてできなくなることが多いので始めたばかりだと嫌になりやめてしまうと思ったのでやってないです。
Suicaチャージについて
どちらのカードもオートチャージには非対応なので手動でチャージする必要があります。
JALnavi
JALnavi→JALPay→モバイルSuicaへのチャージで200円で1マイル貰えます。
モバイルSuicaに1000円チャージで5マイル貰えます。しかし、JALnaviからJALPayへのチャージではマイルは付与されません。
ANA学生用
ANA学生用JCB→ANAPay→モバイルSuicaへのチャージ
モバイルSuicaに1000円チャージする場合
ANA学生用JCB→ANAPayに1000円チャージで1マイル
ANAPay→モバイルSuicaへの200円チャージで1マイル
1000円チャージで6マイル貰えます。
どちらのカードもモバイルSuicaにオートチャージはできないですが、ANAPayやJALPay経由でSuicaにチャージするとマイルがもらえます。マイル還元率はANAのほうがいいです。
必要なマイル
国内線は片道、国際線は往復で必要なマイル数です。
時期により必要なマイル数が変わるのでご注意ください。
東京⇔札幌(片道) 名古屋⇔札幌(片道)
- JAL 4000マイル
- ANA 6000マイル
青森⇔札幌(片道)
- JAL 2500マイル(札幌⇔青森と道東便が主な対象路線)
- ANA 5000マイル (札幌⇔北海道、北東北の便が対象路線)
日本⇔ソウル(往復)
- JAL 7500マイル
- ANA 1万2000マイル
日本⇔北京(往復)
- JAL 1万マイル
- ANA 1万7000マイル
日本⇔アメリカ(往復)
- JAL 2万5000マイル
- ANA 4万マイル
日本⇔ヨーロッパ(往復)
- JAL 2万7500マイル
- ANA 4万5000マイル
JAL
国内線、国際線どちらも片道、往復の両方使える
JALnaviは必要マイル数が通常の50%のマイル数で特定航空券がもらえるのでお得
ANA
ANA学生カードは必要マイル数は一般カードと変わらないです。国内線は片道と往復の両方使えますが、国際線は往復券しかもらえない点に注意が必要です。
必要なマイル数ではJALのほうが少ないので、JALのほうが少ないマイル数で飛行機に乗れます。JALは学生特典として必要マイル数が50%少なくていいのでその分お得です。
その他航空会社の場合の必要マイル数
JALマイルが使える航空会社
FDA
- FDAとは静岡に本社を置く航空会社で中部地方を中心に航空路線があります。
- JALの特典航空券で飛行機に乗れますが、JALカードnaviの減額マイルの対象外になり通常と同じマイルが必要になるので注意が必要です。
- 丘珠空港(札幌)⇔小牧空港(名古屋)の便は8000マイルかかります。
ジェットスター航空(LCC)
- LCCなのでマイル以外で買う場合はANAやJALよりも安いです。
- JALの特典航空券で飛行機に乗れますが、JALカードnaviの減額マイルの対象外になり通常と同じマイルが必要になるので注意が必要です。
- 新千歳空港(札幌)⇔成田空港(東京)には5500マイルかかります。
- LCCなのでJAL便より通常のマイル数が少なく済むのが特徴です。
ANAマイルが使える航空会社
AIR DO
- AIR DOとは札幌に本社を置く航空会社で主に北海道と東京の便の飛行機があります。
- ANAとのコードシェア便の場合はマイルが貯まります。
- ANAとのコードシェア便なら特典航空券での搭乗ができます。
- 必要マイル数はほかのANA便と同じです。
Peach(LCC)
- ANAマイルをPeachポイントに交換することで飛行機に乗れます。
- ANAマイルの特典航空券で飛行機には乗れないので注意が必要です。
- ANAマイル→Peachポイントの交換レートは0.9倍で1peachポイント=1円として使えます。
- 新千歳空港(札幌)⇔成田空港(東京)の場合は日によりますが5000円程度からです。
- 新千歳空港(札幌)⇔成田空港(東京)をANAマイルで換算すると5600マイルほどです。
LCCはマイルを使わなければANAやJALより安く飛行機に乗れるので費用をかけたくない人にお勧めできますが、マイルを使う場合はANAやJALと比べて必要マイル数がそこまで変わらないのであまりお得とは言えないです。
卒業後
卒業後のカード
- JAL 卒業すると自動的にJAL普通カードに切り替わり年会費2200円かかります。
- ANA 卒業するとANA一般カードに切り替わり年会費2200円かかります。
カードが切り替わるときに他の普通や一般カードではないカードを選択することも可能です。
学生を継続する場合
進学や留年などで学生を継続する場合はどうなるか解説していきます。
JALカードは卒業予定月が近づくと書類が届くので、学生を継続する場合は書類を提出すれば継続できます。
ANAは特に書類や連絡もなくANA一般カードに切り替わります。学生を継続する場合は自分から連絡して一旦カードを作り直す必要があります。
学生を継続する場合はJALカードのほうが融通が利いて継続しやすいです。
ポイントサイトでマイルをためる
ポイントサイトでの貯めやすさは大差ないと思います。ポイントサイトが一番マイルが貯まりやすく、ポイントサイトを中心に飛行機に乗らずにマイルをためる人を「おかマイラー」と読み「陸マイラー」といいます。
ポイントサイトでマイルをためるときに、クレジットカード作成、銀行口座作成、資料請求などANAとJALですることは一緒ですし、ポイントの交換レートもANAとJALで差はあまりまいため貯まりやすさは同じくらいだと思いました。
その他サービス
どこでもマイル(JAL)
- 往復7000マイルで国内のどこかに行けるマイルです。
- 必要なマイル数は国内どこでも一律7000マイルです。
- 行先はどこになるかはわからないが、東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、福岡、札幌(新千歳・丘珠)発着便に限る
- 4つの行先の候補から選んで3日以内に申込します。
得旅マイル(ANA)
- 片道3000マイルからANAグループの国内特典航空券を利用して通常よりお得に旅ができます。
- 例 東京⇔札幌 片道4500マイル
- 行先は毎週火曜日の12時にANAのホームページに掲載される行先から選択できます。
ANAの得旅マイルとJALのどこかにマイルは似たようなサービスですが、ANAは行先や発着地を選べるのに対してJALは行先が選べず発着地も限定されるという違いがあります。どちらも通常のマイルよりかはお得で、近距離路線なら300マイル~のANA、長距離路線なら全国一律往復7000マイルのJALのほうがお得感があります。
ANAにキュン(毎月29日)
- 毎月29日だけに行われるANAのキャンペーンです。
- 特典航空券に必要なマイルが減額されたり、航空券の価格が安くなったりします
- 買い物やふるさと納税などでもお得になります。
歩いてマイルが貯まるサービス
ANAとJAL両方に歩いてマイルが貯まるサービスがあります。ANAは「ANA pocket」JALは「JAL Wellnes&Travel」です。
ANAPocket
- 無料版はマイルではなくANAスカイコイン画が貯まります。
- 有料版は550円かかりますがANAマイルをためることができます。
JAL Wellnes&Travel
- 無料版はなく有料で550円/月かかります。
- ANAの有料版と同じく歩くとマイルが貯まります。
歩いてマイルを貯める方法は通勤通学で毎日歩く習慣がある人にはお勧めです。月額550円ほどかかるがそこまでマイルが貯まるというわけではないので、外出して歩くことが少ない人は月額の元が取れない可能性があります。歩いてマイルが貯まるアプリに関してはANAには無料版がありANAコインが貯まりコインで航空券が買えたりするのでANAのほうが使い勝手がいいと思いました。
まとめ
結論 「JALカードnavi」 のほうがおすすめです。
理由
- 減額マイルで特典航空券が通常より50%ほど減額されて航空券が手に入りやすい
- 国内線、国際線の両方とも片道・往復の特定航空券と交換できる
- 特約店やJALマイレージモールでマイルの還元率が良く、イオンやAmazonなどよく使う店でのマイル還元率が高い
- 大学院に進学したり、万が一留年して卒業が遅れる場合でも書類を提出して学生カードを継続しやすい
- TOEIC600点以上で500マイル貰えるなど勉強してマイルがもらえるので勉強の励みになる
5つの理由で僕はANAよりJALのカードのほうがいいと思いました。特に減額マイルのおかげで特典航空券に必要なマイルがANAの半分程度で済むのが大きいと感じます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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