ソウルに行く際は大半の人が仁川空港や金浦空港を利用すると思いますが、ソウル近郊にはもう一つ空港があります!
それは清州空港です!!

結論を言うと、混雑や空港内で迷うのが嫌な人にはおススメできます!
清州空港を使う利点と欠点、ソウルや大田など地方都市へのアクセス、仁川空港や金浦空港との比較をしていきます。
清州とは
韓国の忠清北道の道庁所在地で人口は約85万人ほどと日本で例えると大阪の堺市や福岡の北九州と規模が近いです。

清州は釜山や仁川など韓国の地方都市とは違い、韓国人でも行ったことある人が少ないほどマイナーな都市です。

清州国際空港の注意点
滑走路の撮影が禁止
民間と韓国軍が共同で使っているので滑走路の撮影が禁止、清州空港での離着陸の際も撮影が禁止なので要注意
仁川空港と比べて土産や食事が充実していない
仁川空港と比べて規模が小さいのでしょうがないことですが、飲食店や土産屋、ラウンジが少なく、オリーブヤングもないです。空港内で満喫したい方には向かないかもしれません。清州空港は1階にコンビニ、2階に土産屋と小さなフードコートがあるだけの小さな空港です。

基本的にLCCのみの就航
清州空港の発着路線はAeroKという韓国のLCCの会社が運航していることが多く、JALやANAみたいな豪華な座席や機内食はありません、飛行機ライフを満喫したい人やLCCが不安な人は仁川や金浦を使った方がいいでしょう。
ソウルから1時間半
清州空港からソウル市内へは高速バスを使って1時間半で行くことができます。
しかし、清州空港からソウルまでの直通バスは本数が少なく、最終便が14:55と早いのが欠点です。他には高速バスやKTX(新幹線)を使いソウルに行くことができます。

仁川・金浦空港との比較



仁川空港や金浦空港と比べると距離が遠いので所要時間では長いですが、仁川空港は入出国で混雑するので入出国の待ち時間を含めると所要時間はほとんど変わらないです。金浦空港のほうが、待ち時間を含めても所要時間が短いですが、羽田、関西、中部からしか日本への直行便がなく、地方に住んでる人にとっては不便です。
清州空港は関東・関西・東海地方以外在住で、混雑や空港内で迷うのが嫌な人に特におすすめです。
地方都市へアクセス

清州空港は韓国中部の忠清北道にあり、清州や世宗、大田などの地方都市からも近いです。

各空港の特徴と向いてる人
清州国際空港
- 特徴
- 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・那覇など9都市に就航
- 済州島・東アジア・東南アジア路線もある
- ターミナルが一つで小さな空港
- 入出国に時間かからない
- おすすめな人
- 混雑を避けたい人
- 空港内で迷いたくない人
- 清州や大田など地方都市に行く人
仁川国際空港
- 特徴
- 世界中に路線を持つ大規模な空港
- 日本各地からも仁川行の路線がある
- ターミナルが2つある
- 混雑しがちで入出国に時間かかる
- おすすめな人
- 初めて韓国に行く人
- 韓国乗継で第3国に行く人
- 空港で満喫したい人
- ANAやJALなどフルサービスキャリアを使う人
金浦国際空港
- 特徴
- ソウルに一番近い
- 主に韓国の国内線が発着
- 国際線は限られる
- 日本からだと羽田・関西・中部から直行便がある
- おすすめな人
- 関東・関西・東海地方在住の人
- 韓国の地方都市に乗継で行く人
- すぐにソウルに行きたい人
清州空港は韓国中部で唯一の国際空港なのでソウルのみならず忠清道や大田などの地方都市へのアクセスもいいです。
ソウルまでの所要時間では入出国の時間を考えると仁川空港とほぼ変わらず、小規模な空港なので空港内で迷うこともないので清州空港はお勧めです!

日本各地から直行便あり
就航都市

日本だと東京・大阪・名古屋・福岡・札幌と5大都市の近くから直行便が出ていて大都市をカバーしている。
清州空港は日本路線をさらに増やしており、他にも帯広・北九州・沖縄からも路線が就航しています。

日本の他に東アジア、東南アジア各地に就航しているので乗り換えで他国に行くときにも使えます。
清州空港から欧米方面への直行便はないです。韓国乗継で欧米方面に行かれる場合は仁川空港を使いましょう

韓国国内路線は済州路線しかないが、本数が多いです。ソウルや釜山は近すぎるのか、韓国の国内線は基本的に済州行きが多いです。
航空会社
主にAeroKという韓国のLCC

空いていて、迷わない
仁川空港は韓国を代表する空港で韓国行くときは大体の人が仁川空港を使いがちですが、ターミナルが複数あり、空港内で迷ったり、世界各地と結ばれてるので人が多く入出国に時間がかかることが多いです。

一方で清州空港はターミナルは一つで迷うことがなく、仁川空港と比べて人が少ないので入出国で混雑して時間ロスすることが少ないです。
地方空港なので東京や大阪・ソウルでは感じられない地方の雰囲気を感じられるのも魅力です。

清州の観光地
清州空港からはバスで30分くらいで清州の中心市街地までアクセスできます。
清州は韓国人の中でもあまり知られてないマイナーな地方都市。中心部の市場や上党山城などの観光地もある。
また、清州はサムギョプサルの発祥の地といわれており清州の名物です。

せっかく来たのなら清州を観光してみるのもあり。
何度も渡韓してソウルに飽きた人や韓国の地方都市を観光してみたい人にお勧め。ソウルと違い地方都市なので殆ど韓国人で日本語や英語は通じにくい、ほぼ通じないと思った方がいいです。

出入国スタンプ
入出国スタンプは貰わなくても問題ないので、スタンプに興味ない人はスルーして大丈夫です。
スタンプほしい人に朗報、スタンプはもらえます!
仁川空港と同様に入国はステッカーで出国は申告すればスタンプを押してもらえる。職員によってはスタンプがないと言われたり理由を聞かれるので複数の職員に聞きつつ、理由は旅の記念と伝えておけば大丈夫です。入国スタンプはもらえずシールになってしまうみたいです。

韓国の入出国スタンプについての記事はこちら!

清州乗継で日本の地方から東京や大阪へ行ける
北海道や沖縄など本州方面へは飛行機使わないと中々たどり着けない人に朗報です!
国内線の直行便とほぼ同じ値段で清州経由で本州に行くことができる!
実質無料で韓国を満喫してから東京や大阪に行けます。基本的には韓国経由で東京や大阪に行く場合は経由する分高くなることが多いですが、スカイスキャナーで探せば、直行便と同じ価格で韓国経由で本州に行くことができます
例 新千歳空港→大阪 と 新千歳→韓国・清州 乗継 →大阪 の値段がほぼ同じ ということ!
直行便で行かず格安で韓国へ気軽に寄り道ができちゃうのです。


まとめ
今回はあまり知られていない清州空港について解説しました!
お勧めできる人
- 混雑を避けて空港を利用したい人
- 搭乗時間ギリギリまで観光していたい人
- 大田や清州など地方都市に行く人
お勧めしない人
- 空港内で買い物やラウンジを利用したい人
- LCCに抵抗がある人
- 清州空港に直行便がない地域に住んでいる人
清州空港は仁川や金浦と比べ空いていることが多いので、出発1時間30分前に到着すれば十分間に合います!
仁川空港の混雑を避けてソウル観光したい人に特におすすめです。小さい空港なので食事や土産を買う場所が限られてるのと基本的にLCCなので座席や機内食を気にする人は向かないかもです。
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