福岡が今後100年以内に首都になる3つの理由

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この記事の内容

日本の首都といえば「東京」だと思う人が多いですが、日本には首都を定める法律は無いので実は首都は定まっていないのです。首都は定まっていないが実質的に首都は東京になっているので日本の首都は東京と思われています。

東京は今後100年以内に巨大地震や大噴火による被害を受ける可能性が高く、首都機能を維持出来なくなるほどの大災害が発生する可能性もあります。

大阪や名古屋も同様に巨大地震や巨大津波が発生する可能性があり大きな被害を受けると予想されてます。

首都移転を考えた時に災害の被害も少なく、人口が増えている福岡は今後の日本の未来を考えると首都にふさわしいのではないのかと思いましたので解説していきます。 

東京・大阪・名古屋で大災害が起きる可能性

各災害が起こる可能性と想定される被害について解説していきます。

南海トラフ大震災

起こる可能性

過去には100年から150年周期でマグニチュード8クラスの巨大地震が発生していて、最後に起きたのが1946年の昭和南海地震ですので今後20年~30年のうちに大災害が起きる可能性も十分考えられます。大阪や名古屋でも最大5mほどの津波が来て地域によっては地震発生から2分で津波が到達します。

想定される被害

大阪や名古屋でも最大5mの津波が襲来して地域によっては地震発生から2分ほどで津波が来ることが想定されています。

震源地が陸に近く、東京や大阪など大都市にも近いので津波がすぐに到達して最悪の場合、津波だけでも死者が23万人にも達すると推定されます。

福岡と東京・大阪・名古屋の想定被害

福岡

  • 予想震度4
  • 太平洋側が震源地の地震なので日本海側に位置するので、福岡は津波の被害は少ないと予想されています。

東京

  • 最大震度5強の揺れに襲われ、固定されてない家具が転倒して凶器になります。
  • 東日本大震災の時以上の被害に見舞われます
  • 東京湾には最大2mほどの津波が来ると予想されています。
  • 地震と連動して富士山が噴火すると東京は火山灰の被害にも合います

大阪

  • 予想震度6強
  • 最大5mほどの津波被害
  • 大阪府では約34万棟の建物が全壊すると予想されていて、全国の都道府県の中で2番目に多い数です。
  • 6万5000人の人が負傷する予想で全国で4番目に多い人数です。

名古屋

  • 最大震度6強の被害
  • 最大5mの津波被害
  • 愛知県全体で約39万棟の建物が全壊すると予想されていて、全国の都道府県の中で一番多いです。
  • 10万人の人が負傷するという予想で全国で一番の数です。

日本全国

  • 被災地が日本の人口の半分が暮らし工業が盛んな「太平洋ベルト」と重なるので他の地域での震災と比べて被害が大きいです。
  • 経済的被害は最大で200兆円以上になると予想されており、これは日本の国家予算2年分に相当します。

富士山噴火

起きる可能性

富士山は過去5600万年前から今までに噴火した回数は180回を超えていて平均で30年に一度噴火していましたが、最後の噴火が江戸時代に起きた宝永噴火で300年以上噴火していないので、今後大規模な噴火が起こる可能性もあります。

福岡と東京・大阪・名古屋で想定される被害

福岡

富士山から遠く離れているため、直接的な被害はないと思います。東京の被害が大きいので物流や交通に影響が出ると思います。

東京

噴火による火山灰が東京にも到達して、東京主変の発電所が止まり広い範囲で停電が発生する恐れがあります。他にも火山灰による健康被害や火山灰の除去にも長い時間がかかります。

東京ではインフラや健康被害が深刻になる可能性があります。

大阪

福岡と同様に直接的な被害はないですが、東京は被害が大きいため、東京方面の物流や交通に影響が出ます。

名古屋

福岡や大阪と同様に直接的な被害はないと予想されていますが、東京での被害が大きいので全国的に人の流れや物流が止まり、日本全体に大きな被害をもたらす可能性があります。富士山噴火したときの風向きが西方向に吹いた場合は名古屋まで火山灰が到達する可能性もあり得ます。

日本全国

噴火に伴う溶岩が静岡県、山梨県、神奈川県に到達して、火山灰が偏西風に乗って東方向に飛んで東京など関東中心に被害が大きくなります。首都圏での被害が大きいので日本全国の人の流れや物流が止まり、日本全体に大きな被害をもたら可能性があります。

首都直下型地震

首都直下型地震とは東京を含む南関東のどこかで発生するマグニチュード7以上の地震のことです。

起こる可能性

令和4年以降今後30年以内に首都直下型地震が起こる可能性は70%ほどといわれております。

想定される被害

東京では地震による建物崩壊での死者は7000人火災による死者は1万6000人と想定されており、地震より火災で亡くなる方が多いのです。東京23区など木造住宅が多い地域は注意が必要です。

関東以外での被害

関東以外では地震による直接的な被害は少ないものの、東京での被害が大きいので、東京方面の物流や交通に影響があります。東京は企業の本社や政府の機関がおかれてることが多いので、日本全国に地震の影響があるでしょう。

地震と連動して噴火することもあり得る

特に南海トラフが発生すると地震の影響で火山活動が活発になり、富士山など全国の火山が噴火してもおかしくないです。もし、南海トラフ巨大地震と富士山噴火が同時期に発生した場合は、東京を中心に名古屋、大阪まで深刻な被害が起きて、東京の首都機能が維持できなくなり、首都が福岡に移転する可能性も否定できません。

福岡・東京・大阪・名古屋での大災害の被害の比較を図にする

今後も人口増加し続ける福岡

人口予想

福岡市の人口は2024年時点で約165.6万人となっており、2040年に約170万人まで人口が増加すると予測されています。2020年から5万人ほど人口が増えており日本で一番人口増加している都市です。

人口の将来予測は予想より下回ることが多いのに対して、福岡市は2025年に165.6万人という予想に対して、2024年時点で2025年の人口予想に到達していて、予想より早いペースで人口が増加しています。

2040年に170万人まで増加するという予想ですが、もしかしたら、180万人、200万人など予想よりも人口が増える可能性もあり得ます。

現在の人口と2040年の人口予測の比較

日本と韓国の主要都市の人口のの比較です。福岡は感覚と距離が近いので釜山とソウルも比較してみました。

福岡以外の都市では人口減少が目立ち首都でも人口減少が始まっています。日本の主要都市の中で唯一人口が増えるのは福岡だけだということになり、今後も発展することが期待できます。

福岡の成長の理由

福岡空港や博多港など空港や港と近く貿易や交通に便利で、空港や港から博多駅も近いので陸海空すべての移動において利便性が高く日本屈指の交通の要衝となっております。

福岡空港から地下鉄10分で博多駅につけるのも魅力的です。

2014年以降の規制緩和による天神や博多駅周辺など中心部の再開発が進んでいます。再開発自体はどの都市でもありますが、福岡市はその規模が大きく「天神ビックバン」では100棟以上の建物立て替える計画があります。

市民意識調査では市民の95%以上が「住みたい」と回答したり、大東建託版の2024年魅力度ランキングでは福岡県が3年連続で1位になるほど都市としての魅力が高いです。

都道府県魅力度ランキングについて

都道府県魅力度ランキングでは北海道や京都府が上位だと思われがちで実際に「ブランド総合研究所」が行ってるランキングでは10年以上1位北海道、2位京都府となっていますが、「大東建託版」のランキングでは居住者と非居住者の意見が反映されたランキングで、ブランド総合研究所のほうは主に観光地が魅力的かどうかでランキングが決まることが多いと感じたので、大東建託版の方のランキングを参考にしました。福岡県は居住者も非居住者も魅力的だと思う人が多く観光だけではなく住むのにも魅力的な都市だと感じました。

交通の便が良く、再開発も進み、都市としての魅力も多ければ様々な企業が福岡に集まり、働く人が福岡に住み始めるので結果として人口増加を続けていると思いました。

他のアジア諸国とも距離が近く国際都市として発展

距離は直線距離で所要時間はその都市の主要駅同士の所要時間です。「主に飛行機」というのは飛行機の搭乗時間と空港までの移動時間を含めた時間です。また、飛行機の場合は搭乗手続きの時間を考え1時間時間を追加してます。

東京よりソウルや上海のほうが距離が近いのが特徴的です。同じ国内の札幌よりも台湾やロシア、北朝鮮の方が近く福岡はアジアとの距離が近いことがわかります。

特に韓国の釜山とは距離が近く、福岡から広島に行くのとほぼ変わらない距離です。福岡は日本全国から人が集まるだけではなく観光客中心に韓国からも人が集まっており、今後さらに発展する可能性があります。

日本で一番外国に近い大都市として今後さらに発展する可能性があるのが福岡です。

他の都市が首都にはなることがない理由

ほかの都市が首都になる可能性が低い理由

東京・大阪・名古屋は先ほど説明した通り地震などの災害リスクがあります。東名阪だけではなく関東、中部、近畿、中国四国地方は南海トラフ巨大地震の影響を受けると予測されています。

東京・大阪・名古屋に次ぐ都市圏を持つのは福岡です。福岡は南海トラフ巨大地震の影響が少なく、災害の影響が低いので首都機能を移転するなら福岡が最適でしょう。福岡は福岡空港、博多駅、博多港など陸海空すべてにおいて交通の要衝として発展しています。

ほかの都市では含めて人口減少が進んむと予想されてる中で福岡市は2050年ごろまで人口増加すると予想されており今後の発展が期待できます。東京や大阪でも人口が減少する中で福岡は人口が増えるのはすごいことです。

福岡が最適な理由

  • 気候も安定している
  • 災害のリスクが少ない
  • 日本全国へのアクセスが良い
  • 中国や韓国などほかのアジア諸国に近いので国際都市として発展しやすい
  • 空港が都心に近く世界から観光客が集まる
  • 今後も人口が増える予想で全国的に人口減少で衰退する中、唯一発展していく都市である
  • 観光地やグルメが充実していて都市としての魅力度も高い
  • 総合的に見たら首都として一番最適

これらの理由すべてが当てはまる都市は日本では「福岡」しかないのです。

福岡を首都にすることで、日本全国から人が集まりさらに発展するだけではなく、韓国や中国にも近いので東アジアからも人が集まります。特に韓国は日本と同じく首都に一極集中していますが、福岡が更に発展することによりソウルではなくて福岡を選ぶ人が増えるかもしれません。

実は日本の首都は定まっていない

日本の首都は東京と思われがちですが、法的には首都は定まっていないのです。首都は必ずしも最大都市である必要もなく、国土の真ん中である必要がないのです。

例 アメリカ最大の都市はNYだが首都はワシントンDC

  韓国の首都ソウルは韓国北部で北朝鮮との国境のすぐ近く

福岡は日本で一番外国に近い大都市として首都として成り立つのです。

福岡に首都機能を移転させることで南海トラフなどの災害の被害が少ないのと中国や韓国などほかのアジア諸国と近いので交流がより活発になり日本全体が発展する可能性を秘めています。全国的に人口減少に悩まされてる中、福岡は人口増加しています。

東京は災害のリスクが高いので、東京に首都機能のすべてがある状態ではなく、首都福岡とまでいかなくても首都機能の一部を福岡に遷都することを考えた方が、もし東京が被災してしまっても被害を最小限にできると思います。

まとめ

100年以内に福岡が首都になる理由について解説しました。

福岡が首都になる可能性がある理由は

  • 地震や噴火で東京・大阪・名古屋が被災する可能性が高い
  • 福岡は日本の都市で唯一2050年まで人口が増える見込み
  • 福岡は中国や韓国などに近く、外国に近い都市として更に発展する可能性を秘めている

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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